ダニ媒介性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について
平成25年5月29日
在釜山日本国総領事館
保健福祉部疾病管理本部は、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を引き起こすウイルスが韓国国内に生息している「フタトゲチマダニ」から発見されたことを明らかにしました。
「重症熱性血小板減少症候群」を媒介する「フタトゲチマダニ」は、韓国内にも全国的に生息しており、ダニ感染確認調査(2013年2月~3月)により、感染したダニが全国的に分布していることが確認された由です。 ※「重症熱性血小板減少症候群」を引き起こすダニは、一般的に家に棲息するダニとは異なり、主に森や草原、市街地周辺などの野外に生息しており、韓国内でも全国的に野原や山の草むらなどに広く分布している由。
保健福祉部は、「フタトゲチマダニ」の活動時期(4~11月)や集中発生時期(5~8月)に野山等で活動する際には、ダニに噛まれないよう注意を呼びかけていますところ、ご注意願います。
また、本件に関し、厚生労働省もわかりやすく解説していますので、こちら も併せて参考にしてください。
参考 :フタトゲチマダニの形態、分布地域及び地域別感染率 (疾病管理本部報道参考資料より抜粋)。
□フタトゲチマダニの形態((メス)(オス)(若虫)(幼虫)
1目盛り:1mm
□吸血有無にともなう形態(メス)
(非吸血状態) (吸血状態)
□分布地域(韓国、2011)
□フタトゲチマダニの地域別感染率
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