safety
 
     

 

 

 

北朝鮮核実験情報(内閣官房長官記者会見要旨)

 

 

 

北朝鮮核実験情報(内閣官房長官記者会見要旨)

 

 

 

平成25年2月12日
在釜山日本国総領事館

 

本件に関し、本12日13時40分に内閣官房長官記者会見が行われましたので、要旨をお知らせします。
 

1.先ほど12時45分から安全保障会議を開催し、「北朝鮮による核実験実施情報」について審議した。

 

2.政府としては、北朝鮮が核実験を実施した可能性が高いと判断し、米国、韓国等の関係国等々と連絡を取りつつ、事実関係の確認を行っているところ。  総理から、ⅰ北朝鮮の今後の動向等に関し、情報収集・分析の徹底を期すこと、ⅱ核実験に伴う放射性物質の影響を把握するため、関係各国と連携しモニタリング体制を強化すること、ⅲ国際社会と連携をさらに進めるとともに、事実だとすれば北朝鮮に対し、独自の制裁を含め、諸懸案の解決のために有効なあらゆる手段を用いて対応すること、ⅳ不測の事態にも備えるなど、国民の安全・安心の確保に万全を期すこと、の4点について新たに指示があった。

3.政府としては、地下核実験に伴う放射性物質の我が国に対する影響について、既にモニタリング体制を強化したところであるが、一般的に地下核実験の場合は、大気中に放射性物質が放出される可能性は少ないといわれており、また、過去2回の北朝鮮による地下核実験発表後に我が国において、異常値は検出されていない。国民の皆様におかれては、冷静に、平常どおりの生活を送っていただきたい。
  

 

4.我が国の平和と安定の確保、国民の安全・安心の確保に万全を期すため、情報の収集・分析や、我が国におけるモニタリング体制の強化に全力を尽くし、新たな情報については国民の皆様に的確に提供していく。政府としては引き続き緊張感をもって危機管理対応に万全を尽くしていく。