【총영사실에書】第27回「壁」

2021/11/8
「壁」
 今回は「壁」という字を書きました。「壁」という言葉は、何かを隔てるものであったり、乗り越えるべきものであったり、「障壁」として我々の前に立ちはだかるイメージがあります。小さな壁から大きな壁まで、壁はいつでも私たちの前に立ち現れます。落葉が進む中、街の中で目にする様々な壁が気になりました。むき出しのコンクリートの亀裂や落書き、貼り付いた植物・・・ 目をこらしてみると、様々な表情を持ち、時間の経過が生み出した自然なアートのように思えました。「壁」は乗り越えるばかりでなく、見つめる対象にもなるのですね。