【총영사실에書】第8回「『快活』…秋史・金正喜の書」

2020/12/16
快活 「快活」(金秋史筆)
 朝鮮時代の知識人・名筆家である秋史・金正喜先生と言えば、韓国で知らない人はいないと思います。多彩な作品が残されている中、私は特に隷書体に強く惹かれます。線質や骨格には、重厚で古典的な風格を備える一方で、文字の造形にはハッとするような現代的な意識を感じることもあります。
 私の執務室に掛かるこの扁額は、ある方から頂戴したものです。ご親族が伝承された拓本から再生した木彫りの扁額です。隷書体で「快活」と書かれ、余白が美しく、それを活かした彫りも見事です。
 今回は、拙作を掲げるのは止めようとも思いましたが、秋史先生に学ぶ気持ちで、私も同じ言葉を異なるスタイルで書いてみました。改めて秋史先生の偉大さを痛感させられる体験となりました…